月・水 13:00 – 17:00
スタッフのTomoko Konae による企画展を、1F Void+1で開催します。同期間中、3F Voidでは坂口恭平 個展を開催しています。ぜひ併せてご覧ください。
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焚書とは、学問・思想を権力によって弾圧するための手段として、書物を焼き捨てるこ と。そう習ったのは高校のときの世界史の時間だっただろうか。今、わたしの周りのちいさな世界ではあまりにも自由で、豊かで、幸せな時間が流れている。ただそれは自身が閉鎖的な空間に身を置いているからであって、ひとつ外へ目を向けると大きな何かに自由を奪われ、生活を楽しむことすらままならない人々がいる。そしてそういった状況は、いつ自分に巡ってくるかわからないという漠然とした不安が常に渦を巻いている。私は私の本を焼かせない。この目と手で捉えた線や色彩は、絶対に消されることがない。どうかあなたの話も聞かせてほしい。それらが絶対に燃やされないように。消えないように。
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福留 春菜
1995年鹿児島県生まれ。鹿児島大学教育学研究科芸術・スポーツ学修コース工芸領域修了。陶における『焼き付ける』という行為を通して、自身が感じる刹那的な感情やみた景色を永続的なものにしている。SICF25デイリーアート賞受賞。different京町堀アートフェア佐藤由基孝審査員賞受賞。近年の主な個展に「run!run!run!」(PAGIC Gallery、初台、2025)、「kiln’me」(chignitta、大阪、2025)「アルゴリズムと水 」(THE blank GALLERY、原宿、2025)など。
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キュレーション/Tomoko Konae