Kotoe Oana “Extimate”

かっつんこと小林勝行の3rd ALBUMのジャケットから琴恵さんの絵に出会い、2022年12月に開催した小林勝行のグループ展にも出品して頂きました。
新作の発表となる本展、また作家にとって初の関西個展になります。初日は作家も在廊いたしますので、是非どなた様もお気軽にお越しください。
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小穴琴恵 個展
Kotoe Oana solo exhibition
“Extimate”
2024.9.7(sat)-9.28(sat)
11:00-17:00(土、日)(sat,sun)
13:00-17:00(月、水)(mon,wed)
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statement
親密で見慣れた日常の中で不意に何かが目に留まる。木の幹の微妙な曲線、風になびく洗濯物の変わり続けるかたち、灯りの中で置物のように見える人。それらは私の頭の中にないものばかりで面白い。私はきっかけをもらって描き始める。そのままでも十分素晴らしいのに、絵にしたらどうなるのか見てみたくてわざわざ変換する。身体を通過して絵具とキャンバスという物質に変わったそれらはかつての面影を残しながらも、独自の秩序を持って自立し、新しい風景となって目の前に現れる。その過程と結果は初めにきっかけをもらった時と負けず劣らず面白い。
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小穴 琴恵 Kotoe Oana
1990  埼玉県生まれ
2012  東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2014  École Supérieure des Beaux-arts Nantes(ナント美術大学、フランス)交換留学
2015  東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻 修了

〔主な展示〕

2015   個展「無関心の梱包」 nada art gallery/東京                             「Coffee & Art vol.05 featuring 小穴琴恵」

   水戸芸術館企画 水戸市内のカフェ5店舗/茨城
2017 「BankART Life V~観光BankART BANK “Under35 2017”」
   BankART Studio NYK 1F,Mini Gallery/神奈川
2018 個展「next」 表参道画廊MUSÉE F/東京    
   「VOCA展2018」 上野の森美術館/東京
2019 「This Side of Paradise」(安養市海外姉妹都市交流展)   
   安養市芸術公園/韓国
2021 「For days of the have-nots」RISE GALLERY/東京2023 「ところざわアートのミライ」 西武線所沢駅構内・周辺施設/埼玉 
2024 「(not) Enough Scene」 RISE GALLERY/東京
〔受賞〕
2016 FACE損保ジャパン日本興亜美術賞展 審査員特別賞2019 シェル美術賞 入選
2022 第1回 MIMOCA EYE / ミモカアイ 入選

“わたしの反戦展 meditation me concentration”

“わたしの反戦展 meditation me concentration”
安野谷昌穂 Masaho Anotani
工藤冬里 Tori Kudo
小林勝行 Katsuyuki Kobayashi
2024.8.14(水•祝)-8.31(土)
11:00-17:00(土、日、祝)
13:00-17:00(月、水)
■small event
2024.8.14(水)13:00-
3人でライブをします
投げ銭制
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 展示のきっかけは、5月8日に開催したイベント按で、紙屑倶楽部の出品の中から見つけた3枚綴りの反戦ステッカー(1970年代のもの)を入手したことから始まり、戦争が日常に起きてしまっているこの時代に、手に入れた反戦ステッカーをアップデート出来ないかと思いVoidでも展示をしてもらっている作家に協力して頂きました。
本展示はドローイングやコラージュ、コラボレーション作品などで構成されます。また初日には、ミニライブも行われる予定ですので、ぜひ観覧と併せてご参加ください。
■statement
私はわたしの平和のために私の内なる戦争に対して挑み続ける。
私がわたし自身の戦争に対して真正面から対決する事が全宇宙的な平和への第一歩となると確信している。
平和は誰かや何処かから勝ち取る若しくは奪い取るものではない。
愛情、憎しみ、怒り、喜び、笑いなどそれら、自ら生み出す事のできるものと同じく平和もそこにある。
怒りは怒りと結びつくし笑いは笑いを呼ぶ。
外側がどれほど不安や暴力、悲しみに溢れていても、先ずは内側を開くことにあると思う。
内なる和が生まれ、それがたとえ小さく弱くとも、あなた以外の和と繋がっていくとそれは共同する大きな和となる。
私が内側を耕して豊かな循環を生み出せたなら、それは自然と広がっていき、必要とされるところへと繋がっていくだろう。
Masaho Anotani